ルドロウキャッスル ラブストーリーズⅡ 2018.02.25 感想

ルドロウキャッスル




オムニバス形式の第2弾

昨年12月3日以来の久しぶりのルドロウキャッスルのイベント。そして、今回のイベントは「ラブストーリーズⅡ」ということで、これまた昨年10月1日以来のオムニバス形式の第2弾でした。

このオムニバス形式はいつものルドロウキャッスルのイベントと少し違うので、賛否両論あると思われますが、そのあたりも含めて今回のイベントを振り返ってみよう。

 

3人の女性のラブストーリー

今回も3本立て。シェーンハルス家次男のヴィルフリートの語りでそれぞれのストーリーへと入っていく。一見、全くヴィルフリートとは関係なさそうな3人の女性だが、直接的ではないにしても意外なところから繋がってくる。これがルドロウキャッスルの魅力の一つだ。

 

ミシェルのストーリー

ミシェル・ローズ・ハウエル

ルドロウでの登場は2015年に開催された「プリンセス・ティーパーティー」以来ではなかろうか。あの時はストーリーはなくショーがメインだったので、ミシェルがどんな人物なのかは、ファン歴の浅い私にとっては今回初めて知ることができた。

内容としては、従兄との結婚が破談になり失意に落ち込んでいるものの、ゲスト・マクシミリアンに対しては芯の強さをみせる健気な女性として描かれていおり、とても好印象だった。

 

マクシミリアン

ミシェルが好印象だったのと比べてこの男はいったい何をしているんだ。精神錯乱している妹シャルロッテをほったらかしだ。どうもシャルロッテの精神錯乱の原因が自分にあるという自覚に乏しい。おまけに今回は、亡き恋人リーネの影をミシェルに重ねているし、傷心のミシェルにアプローチも仕掛けている。パンフレットのマクシミリアンの説明には、妹を正気に戻す方法を探しているとあるが、今回の行動は完全に逆効果である。ミシェルにも異性としては相手にされていないようだし、登場するたびに残念感が増すキャラ。

 

 クレアのストーリー

クレア

こちらも健気で一途な女性が演じられておりとても好印象だった。

しかし、このロンズデール伯爵家のクレアと言えば、弟はあのパトリックである。そっちの方が気になってしょうがない。姉クレアはいたって普通の女性のようだが、それと比べてパトリックは不可解で異常な行動とわけわからん特殊体質により余計に不気味に見える。

 

サイモン

クレアの意中の人。だが、優柔不断で煮え切らない態度はマクシミリアンに次ぐ残念キャラ。最後はクレアを守ろうとするも結局引き裂かれる二人の仲。もっと早く決断していたら違った結末もあったかもしれない。世の男性は反面教師とすべき存在。実際、教師ですね。

 

ロベルティーネのストーリー

ロベルティーネ

前2人の女性とはうって変わって、激しい気性のヴィルフリートの姉。ドーソン家のクライドと何があったかわからないが、そのせいで男性恐怖症とは、ホントに何があったのか。しかし、執事のジュリオのことはあしからず想っているようで、今後どうなるんでしょう。身分違いの恋と発展するのか、生涯主従の関係を貫くのか。

ジュリオ

じゃじゃ馬のロベルティーネの扱いの上手さは見事。当主アルフォンスへの忠誠も立派ながら、言うべきところははっきりと主張し、今回はロベルティーネへの主従を越えた愛情をカミングアウト。結果、丸く収まった感じはまさに有能執事のなせるわざか。マクシミリアンとサイモンはジュリオを見習った方が良い。

アルフォンス

今回一番の策士。クライドの才覚を認め、それを手に入れようと娘ロベルティーネに彼との結婚を命じるも、彼女の激しい拒絶にあう。しかし、アルフォンスは彼女と執事ジュリオの気持ちを確かめつつ、元の穏便な方向で事態を収拾した。もしも、ロベルティーネを説得できれば、そのままクライドとの結婚話を進めただろうし、常に全体を見てシェーンハルス家を守ろうとしている。声だけの出演だったのがなんとももったいないキャラクター。

 

オフロスキー(もといダブロフスキー)

オフロスキーはロベルティーネの悪意のある聞き間違い。フルネームはオスヴァルト・ハーゲン・ダブロフスキー。シェーンハルス家のパーティーに出席していたらしい。公にはしてないようだが、彼はパトリックの親衛隊ギフトシュランゲの隊員でもあるから、その目的が気になる。お風呂が好きかどうかはわからない。

 

総括

今回のストーリーは全体的に情報量がものすごく多かった。1回の参加でも十分楽しめる内容だが、ストーリー重視で完全に理解したい場合複数回の参加が必要だろう。

シェーンハルス家やハウエル家の家族構成とその交友関係なども、さらっと語られており、相関関係の理解がたいへんだ。クレアについても、後にドランスフィールド家のダミアンと結婚しているが、その娘ディーナはサイモンのいるマクファーソン家に引き取られることになるし、ディーナはミシェルとも幼馴染である(プリンセス・ティーパーティーのパンフより)。登場人物がさまざまなところで繋がってくる。今後の展開が非常に楽しみである。

 

オムニバス形式の良い点、悪い点

ルドロウキャッスル最大の魅力である壮大なストーリーを楽しむにはベストなイベントである。伏線を回収しつつ、新たな伏線を含ませるような濃密なストーリー展開は見るものを飽きさせない。

オムニバス形式は特定の人物に焦点を絞ってストーリーが展開されるので、初心者にもおすすめできるイベントだと思う。

逆に人物や衣装、ダンスなどのショータイムを楽しみにしている方には、ちょっと物足りないかもしれない。

しかし、毎回オムニバス形式というわけではないので、それぞれの好みでイベントを楽しむのが一番いいだろう。

 

近年はコスプレも一般的になってきた。そういったイベントは地方でも増えているし、ハロウィンやクリスマスは一般の人も気軽にコスプレを楽しむようになってきた。そういう意味では、ルドロウキャッスルも始まった10年前と比べて物珍しさは薄くなったと言える。だが、ここまでルドロウキャッスルが続いてきたのはオリジナルストーリーの魅力と常に新しいことに挑戦する姿勢だろう。

10年一区切りとはよく言われるが、これからもルドロウキャッスルの新しい挑戦に期待したい。

 




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

キタズミ!

うつ病手前になって退職したり、会社から損害賠償求められたり、逆に精神的苦痛に対する慰謝料を請求したり、アパートの退去で高額の原状回復費用を求められたり、円錐角膜という病気になったり、そんな人生をブログにしてます。 現在は仕事を探している。 長野市で開催されるコンセプトカフェイベント「ルドロウキャッスル」を応援しています。