ブログを続けられない理由を、続けられない人が考えます
わたしは時間はあるのにブログが続かない。時々思い立ったように投稿する位です。
なぜなのか? いろんな人がこれをテーマにしていると思いますが、最近ハマったアドラー心理学の観点から考えてみたいと思います。
ブログを続ける難しさ
上記の記事で、理由はさまざまあれどやっぱりブログを続けるのは難しいという結論に達しました。
私のこの記事でサンプルとして紹介させていただいたブロガーさんが、これを読んでご自身で考察された記事も合わせて紹介します。
両方ともお読みいただければ、それぞれの視点で考えられて面白いかもしれません。
アドラー心理学ではどうみるか?
最近わたしはアドラー心理学にハマっています。今回はアドラー心理学を扱った「幸せになる勇気」から引用して考えてみたいと思います。
ブログが続かないのは「可能性の中に生きようとしている」から
どういうことかというと、例えば「時間がなかったせい」だとか、「ネタになる体験がなかったから」などと考えようとすることです。
そして、「時間があって、素晴らしい体験さえあれば、自分だってブログを続けられた」と考えることが、「可能性の中に生きようとしている」ことだとアドラー心理学はみます。
さらに、「可能性の中に生きようとしている」のは、「いまの自分」に満足していないからといいます。
グサッとささる言葉です。これを書いているわたし自身もダメージを受けます。しかし、考えてみればそういうことなのでしょう。ブログが続かない人は、なにかの「可能性の中に生きようとしている」のではないでしょうか。
アドラー心理学は「目的論」
目的論とは、原因論の逆です。ある問題に対してその「原因」を追究するのではなく、そのような問題になった隠された「目的」を追求します。
つまり、「ブログが続かない」原因を追究するのではなく、「ブログが続かない」ことに至らしめる目的を追求すべきということです。
「ブログが続かない」という事態を、ある目的のために自ら選んでいるとみるのがアドラー心理学です。その「ある目的」とは、人それぞれでしょう。端的に言えば、ほんとうはブログを書き続けるような自分に変わりたくないのです。
そのために、「時間がなかった」、「特別な体験がなかった」という過去を持ち出して自己肯定しているのです。
…アドラー心理学はけっこうヒドイことを本気でいいます。矛盾しているようですが、ブログが続かない人は、過去を言い訳にして「ブログが続かない」という状態を自ら選んでいるのです。その目的はもしかしたら、自分のブログを批判されたくない、という隠れた心理ではないかと思います。
どうすればよいのか~過去は存在しない
まず過去を理由にしている限り解決はできません。アドラー心理学では、過去が「いま」を決めるのでなく、自分の「いま」が過去を決めているといいます。そういう意味では「純粋な過去は存在しない」と言い切ります。
なので、過去は存在しないのだから、「これからどうするか」を考えるしかないのです。
…至極当然の結論になってしまいましたが、これしかないですね。
どうすればよいのか2~人生のタスクを回避しない
「いまの自分」に満足していない、というフレーズが最初の方に出てきました。ここのもヒントがありそうですね。まさに「今の自分」に満足していないのなら、ブログなど書けるはずもないです。
まずは幸せな自分を獲得する必要があります。
「幸せになる勇気」から一文拝借します。
…いまだに幸せを実感できていない理由は、簡単です。仕事、交友、愛の3つからなる「人生のタスク」を回避しているからです。
考えてみれば、ブログで成功している人はこの「仕事」「交友」「愛」の3つに正面から立ち向かっている人が多いのではないでしょうか。「仕事」「交友」「愛」この3つに、たとえ失敗したとしても立ち向かう勇気があれば良いのです。失敗している人も多くいます。けれど回避はしていないです。
ここが大切なんだなと思いながら、わたしも日々頑張ろうと思いながら四苦八苦している毎日です。
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