とても読みやすい本
イラストや漫画を多く用いており分かりやすい。
難しい仏教用語を使わず、わかりやすい簡単な言葉で説明している。
現代のストーリー形式で説明してくれるので、理解しやすい。
こんなストーリー
仕事一筋の中間管理職がリストラ宣告され、奥さんから離婚を突き付けられ、相談相手もなく絶望しているところから始まる。しかし最後は、般若心経の意味を知ることによって、リストラも離婚もどっちだっていい、たいした問題じゃないことに気づいてハッピーな気持ちになる。
この本に出てくる驚愕の3つの智慧
損をする智慧
問題を解決しない智慧
世の中をよくしようとしない智慧
さらにこの本はいう、損得を考えず、デタラメ・あきらめ・いい加減に生きろと。
こんな人におすすめ
一見、反社会的な3つの智慧だが、これを実践することで悩みが軽くなる。
今自分が不幸だと思うなら、この逆説的な幸せのあり方に触れてみてほしい。般若心経に限らず仏教は弱いもののための心の拠り所になってくれるはずだ。
細かい解説は書かないでおこうと思う。この本を読む楽しみがなくなってしまう。
般若心経を全く知らないが、世の中がつまらない、自分が不幸だと思う、そんな人に読んでほしい。気持ちがほんとに楽になる。
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