「10年後の仕事図鑑」堀江貴文×落合陽一 共著 どんな生き方でもいいと読める!

10年後の仕事図鑑




将来や今現在に漠然とした不安がある人に効く本

気軽に読める1冊

2018年4月刊行の話題の本「10年後の仕事図鑑」(堀江貴文×落合陽一共著)を読んだ。基本的に口語体で書かれておりとても読みやすい。本自体がA5版と一回り大きく、書かれている文字も大きく、紹介されている「仕事」については図を用いているので、とてもわかりやすい。

将来や今現在に不安があるけど、本を読むのは面倒くさいという人でも読みやすい

しいていえば、落合陽一氏の言葉は、大学教授らしく少し難しい。まあでも、各章の最後には用語解説もあるし、難しければ見出しだけ追って読み飛ばしてしまっても問題ないだろう。

 

10年後に本当に実現しているかはわからない

なくなる仕事・変わる仕事として、約30種。生まれる仕事・伸びる仕事として、約10種。それぞれ紹介されているが、これらが本当にそうなるかは全く保証されていない

事実、堀江貴文氏も本文の中でこのように触れている。

僕は、未来のことを考えるのは嫌いだ。未来を想像したところで、その通りに実現することなんてありえない。未来を想像して怯えるなんて暇人のやることだし、今を懸命に生きることが大事だと思っている。

これは本書の冒頭の「はじめに」で語られている。この言葉が本書で一番言いたかったことなのだろう。

では、なぜこのような「予想」の仕事図鑑を書いたのだろうか。

それは読者の不安や迷いを断ち切りたいがためだ。

自らの頭で考えて、自分の力で未来を切り拓いていってほしいという強いメッセージなのだ。そのための思考の手助けに本書を位置づけているのだ。

 

なくなる仕事・変わる仕事への不安をどう断ち切るか

そうは言っても、AIの話題などをニュースで見るにつけて、なくなる仕事や変わる仕事に対して不安が消えることはないかもしれない。

実際本書でも、なくなる仕事は30種紹介されて、生まれる仕事は10種しか紹介されていない。ほとんどの仕事がAIにとってかわってしまうのではないかと不安になる。

それに対して本書では、人間が働かなくてもいい時代になるかもしれないと予想している。

しかし、そう聞いても余計に不安に思ってしまう人も多いだろう。

 

未来を想像したところで、その通りに実現することなんてありえない

矛盾しているが、堀江氏の言うように、「未来を想像したところで、その通りに実現することなんてありえない」のである。

想像するだけ無駄なのだ。つまり、未来のなくなる仕事について心配するだけ無駄なのだ。

では、どうすればよいか。

堀江氏の言う、「今を懸命に生きることが大事」になってくるのだ。

 

この本を読んでどんな人生を選んでもいい!

この本はあくまで可能性の一つを示している。しかし、全くのトンデモ本というわけではなく、ある程度の実現可能性を秘めている。

だから、この本の考え方をヒントに今から何をするか決めればよいのだ。

簡単に分ければ以下の3パターンの生き方がある。

1.AIに負けない生き方。AIを使って新しい価値を生み出す生き方。

これは本書のなかで生まれる仕事として紹介されている。

2.AIの得意分野はAIに任せて共存する生き方。

これも本書のなかで伸びる仕事として紹介されている。

3.AIがどうなろうと関係ない。世の中の流れに任せる生き方。

今と変わらない生き方を続ける。

 

共著者である落合陽一氏は特に上2つの生き方を提唱しているが、堀江氏はむしろ3番目の生き方について必ずしも否定はしていない。

そもそも、現段階で1や2の生き方をしようと頑張れる人間も少数派だろう。

だから自分で考えた上で、今と変わらない人生を選んでも良いのだ。

ただし、世の中は自分の都合とは関係なしに変わっていく。それは受け入れなければならない。

変わりゆく世の中に対して、自分はどういったポジションでいるべきか本気で考えてみる良い機会をこの本は与えてくれた

 



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キタズミ!

うつ病手前になって退職したり、会社から損害賠償求められたり、逆に精神的苦痛に対する慰謝料を請求したり、アパートの退去で高額の原状回復費用を求められたり、円錐角膜という病気になったり、そんな人生をブログにしてます。 現在は仕事を探している。 長野市で開催されるコンセプトカフェイベント「ルドロウキャッスル」を応援しています。