私の仕事観 真面目に働かない方が良い

真面目に生きちゃバカを見る




真面目に生きちゃバカを見る

うつ病手前になって前職をを辞めて、一年後に別の会社に再就職。

しかし、またも転職を考えているアラフォーのキタズミです。

現在の仕事や転職活動を振り返ってみると、真面目に働くのはバカらしいと思えるようになってきたので、ブログを書こうと思いました。

 

 

現況

転職サイトを通じて4社応募したが、結果は芳しくない。

2社はあっさりネット応募時に断られ、1社は面接をしたが早々にお祈りメールがきた。もう1社は面接をしたが1週間以上連絡がない。

面接に進んだ案件があっただけまだ良い方かもしれない。

 

現在の仕事はどうなのか

正直、なぜ転職したのか分からなくなってきた。

最初のころは、知らないことも多く、好奇心もあり面白い部分もあったが、今は違う。

もうあきた。

3ヶ月もやれば、何事もあきる。

結局、どんな仕事も正社員は同じではないか。

1日労働8時間に休憩1時間をたして、最低9時間拘束される。それが週5日ないし週6日。それの繰り返しだ。

最近は休みが来るのを待つだけの毎日だ。

仕事は面白い部分もあるが、苦痛もある。

こんな生活を、雇用期間なしの労働契約をしているのだから、先を考えれば苦痛しかない。

あと何年、こんな同じ生活が続くのか。

定年まで20年ある。

転職してもこれは変わらない。逃れられない。

 

仕事に対する甘い考え

こういうことを言うと、どうしても批判される。

考えが甘い、と。楽な仕事などない、と。みんなそれで頑張ってる、と。

しかも、ちょっと労働時間が不規則になりがちな建設業だとしても、ブラック企業とまで呼べるレベルではない。

休みもあるし、残業がたくさんあるわけでもない。今の私より、つらい現状で仕事をしている人もたくさんいるだろう。

好きなことを仕事に出来るのはごく一部の人間だけだ。それもわかる。

 

しかし、世の中には自分より楽な生活をしている人もそれなりにいるのだ。

甘い考えと言われても、それは他人と比べての話だ。

自分は自分の考えで生きていかなければならない。

自分の考えで行動しないと、他人の意見に振り回されるだけなのだ。

 

私はサラリーマンの生活の方が異常だと思う。

ただ、周りのほとんどの人が同じ生活をしているから、皆おかしいと思わないだけだ。

甘い考えと批判されるのは、皆の考えと違うから批判されているだけだろう。

 

スキルや資格(手に職)

世の中で推奨されている生き方は、企業に入って技術を磨き、資格を取得して、どこに行っても通用するスキルを身に付けることだろう。

いわゆる手に職をつける、だ。確かにそういう生き方もあるだろう。

よっぽどそれが好きで、それしかないと自分で思えるのなら良いだろう。

年齢も若ければ、スキルの取得に多少時間がかかっても、価値はあるかもしれない。

 

しかし、私の場合はもうそれほど若くない。やってやれないことはないかもしれないが、今さらそんな苦労をしたくないという思いが強い。

高校は進学校だったが、勉強が嫌いで進学しなかった私だ。前職でも、簡単な資格しかとらず、上位資格は諦めた私だ。よほど、強い意志がなければスキルの取得は難しいだろう。

そこまで頑張る理由がない。嫁も子供もいない。何も背負っていない。自分一人、食べていければ十分なのである。

 

それでも、仕事をして生活していくにはある程度のスキルが必要だという意見もあるだろう。

それに対する解決策としては、外注しかないだろう。自分に出来ない部分は人に任す。

スキルもない人間が人を使うことなんかできないだろう、という批判がきそうだが、スキルとマネジメントはまた別の能力だ。

 

プロとは奴隷のこと

何かの本で読んだがプロフェッショナルとは元々奴隷のことだという話があった。

歴史上、多くの侵略戦争があったが、それに負けた国の人間は当然奴隷となる。奴隷の生きる道は自分たちの得意な専門分野で侵略国家の役に立つことで生計を立てることだ。

勝った国の王様にはスキルは必要ない。スキルを持っている奴隷を使えばよいのだから。人(奴隷)を使いこなす方法だけ知っていればよい。

奴隷の生きる道は自分の持っているスキルを売るしかないのだ。

 

現代日本で考えれば、スキルよりマネジメント=経営が重要だと言える。みんながみんな社長になれるわけでもないだろうが、スキルにこだわるのは危険だと言える。一生こき使われるだけだ。

 

真面目に生きちゃバカを見る

現職への転職は失敗だったと今私は考えている。たぶん、どの会社に入ってもそう思っていただろう。今の会社がそれほど悪いわけではない。建設業ではどこにでもある普通の会社だ。

そして、今やっている転職活動も失敗するだろう。もともと働く意欲が低いのだ。採用される可能性は低い。

しかし、採用されたところで、続かないだろう。

それを踏まえたうえで、自分の人生を決定しなければならない。

最後に、これを書いている最中に思い出した、おそ松くんのOPの歌詞の一部を引用しよう。(30年くらい前の細川たかしが歌ってたやつ)

 

”うちの父ちゃんはサラリーマン、満員電車がわが人生”

”うちの父ちゃんは日本一!、残ったローンも日本一!”

”真面目に生きちゃバカを見る”

 

子どものころは、笑って見ていたが、今は冗談とも思えない歌詞だ。

私の考え方は、人と違う。

だからこそ、人と同じように仕事はできない。

今まで真面目に生きてきてバカを見たので、これからは、バカに生きて楽しくなりたいと思う。

 




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ABOUTこの記事をかいた人

うつ病手前になって退職したり、会社から損害賠償求められたり、逆に精神的苦痛に対する慰謝料を請求したり、アパートの退去で高額の原状回復費用を求められたり、円錐角膜という病気になったり、そんな人生をブログにしてます。 現在は仕事を探している。 長野市で開催されるコンセプトカフェイベント「ルドロウキャッスル」を応援しています。