まわりにいる人はすべて味方である

味方

明るく前向きに生きていくコツ

 

世の中、そんなに悪い人はいない。悪い人ばかりならば、安心して外を歩くことすらできない。特に自分と関係のない他人でも、お互い話し合う機会があれば、その人が敵ではないことは分かるはずだ。出会った人すべてを傷つけようなんて人はまずいない

 

時には、意地の悪い人もいるだろうが、よくよく話を聞いていれば、その人の目的は他人を傷つけることではないことが分かるはずだ。たいていの場合、自分の欲望を叶えたいだけである。その手段として、人を傷つけることはあるかもしれないが、目的ではないのだ。

だから、相手の言動の目的を考えることは大事である。そうすると、実は自分の為ではなく、自分の所属する集団のために行動をしていると分かる時がある。そうとわかれば、目的は一致するのだから協力できるのである。

 

例えば、会社に嫌な上司がいたとしても、その上司は会社にいる全員の為を思って、嫌な行動をとるのである。我々はその目的には賛同できるが、その行動には賛同できない。しかし、目的は同じなのだから、そのことを話し合って適切な行動に変えさせることは可能なはずである。

まあ、そう簡単にはいかないだろうが、理屈の上では可能である。その意味では、まわりにいる人はすべて味方なのである。

 

このような考え方は、アドラー心理学から学ぶことができる。人が幸せを感じるためには、「貢献感」「所属感」が必要だという。そうであれば、ますますまわりにいる人のほとんどは味方であると言えよう。まわりの人が味方だと思えなければ、貢献感も所属感も感じることはできないからである。

 

少しかじった程度なので、上記のことがすべてアドラー心理学上、正しいとは断言できないが、このような考え方は対人関係をよくするのに役立つだろう。

人間は社会的な生き物なので、対人関係に悩みがなければ明るく前向きに生きていけるのである。

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うつ病手前になって退職したり、会社から損害賠償求められたり、逆に精神的苦痛に対する慰謝料を請求したり、アパートの退去で高額の原状回復費用を求められたり、円錐角膜という病気になったり、そんな人生をブログにしてます。 現在は仕事を探している。 長野市で開催されるコンセプトカフェイベント「ルドロウキャッスル」を応援しています。