早く仕事に就いて安定収入を得たいけど、病気の進行が安定した生活を脅かす
健康であれば何の問題もありませんが、病気になってしまったらその病気以外にも様々な心配事が出てきます。
特に転職しようと就活中に持病が悪化、または発病したりしたら仕事はどうしたらよいのでしょう。
在職中であれば、休みを取って治療に専念します。その間の収入は病気の症状によってさまざまでしょうが、短期間であれば有給消化を当てるとか、長期に及ぶようなら健康保険の傷病手当を申請できますので収入については若干は減る可能性がありますが無くなるわけではありません。
また、病気になったからっと言ってむやみに解雇されることもないでしょう(違法です)。
では、就活中、いわゆる無職にあって病気になってしまったどうしたらよいのでしょうか。
就活中(無職)に病気になって心配になること
1.就職活動はどうしたらよいのか
症状にもよりますが、仕事ができない状態であれば治療に専念するほかないでしょう。しかし、実生活はある程度問題なくできるのであれば、仕事を確保したいと思うのは当然でしょう。しかし、病気を抱えたまま就職できるでしょうか、とても不安になります。
2.雇用保険はどうなるのか
病気になって仕事を出来る状態ではないのなら、雇用保険はもらえなくなってしまうのかと心配になります。現在の収入を雇用保険だけに頼っているのですからこれは大きな不安です。
私の場合(円錐角膜と診断され大学附属病院で検査することになった)
円錐角膜は角膜が変形する病気で乱視がひどく視力の矯正が難しくなる病気です。就活中に悪いところも治しておこうと眼科に診てもらったのですが、思わぬ事態になってしまいました。円錐角膜自体は以前から分かっていたのですが、いよいよ症状が悪化し、左目は眼鏡をかけても0.1になりません。右目も眼鏡で0.4ですから、仕事の内容によっては支障が出ます。場合によっては手術もあり得るそうです。大学附属病院での検査までまだ日数がありますが、就活はどうしたらいいか、雇用保険はもらえるのか心配になってきました。
就職活動はかなり難しい
採用になる可能性はかなり低い
結論から言うと就職活動は辞めた方がよいでしょう。病気や症状にもよりますが、どう考えても採用選考のうえでプラスになりません。
逆の立場から考えればわかりやすいですが、企業側からすれば治療してから面接に来いよ、と言いたくなります。そういう差別は禁止でしょうが採用を断る時に、理由は言わないのでわからないことです。聞いても、求めている人材像と違うなどと別の理由で断られるでしょう。
企業側からすれば、リスクでしかありません。病気を理由に途中で辞められても困るのです。途中で業務に支障が出ても困るのです。採用される可能性はその分少なくなります。
しかし、だからと言って病気を隠すことはできません。業務に支障が出るかもしれない事実を隠せば虚偽にあたり、解雇されても文句は言えません。業務に直接影響のない病気であれば黙っていてもいいかもしれませんが、それも最終的には自己責任になります。
私もそんなワケで、就活をいったんストップせざるをえません。視力の問題なので、どの仕事においても影響はまぬかれないでしょう。黙っているわけにはいきません。しかし、採用される可能性は正常な人と比べて激減します。
神様仏様のような企業で、もし病気になっても在職しながら治療に専念してもいいよと言ってくれるのならいいですが、営利活動が目的の企業において、かなりの少数派でしょう。
私がハローワークの方に相談したら、就職活動は検査の結果を待ってからにした方が良いと言われました。
あとは、こちらのサイトが非常に参考になりました。
雇用保険についてはあまり心配はいらない
とにもかくにも、ハローワークと相談すること
難しい説明は省きますが、こちらは心配いらないようです。ただし、できるだけ密にハローワークと相談した方が良いでしょう。
病気で働けないでいる期間によりますが、
14日以内であれば、失業認定日を変更できるとのこと。(活動実績の問題は残る)
15日以上であれば、雇用保険の基本手当の替わりに同額の傷病手当の支給を受けられるとのこと。
30日以上であれば、受給期間の延長を申請することもできるそうです。
いずれも、病気の症状などによりますからハローワークの方とよく相談が必要です。
まとめ
転職する前に、悪いところは治しておいた方が良い。
上記では触れなかったが、不測の事態に備えてある程度の貯金があった方が安心。
ハローワークの方とよく相談する。
こちらも参考にどぞ
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